NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」(平成26年度後期放送)の主人公、亀山政春、亀山エリーのモデルとなったのは、ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝、竹鶴リタ夫妻です。そう、ニッカバー リタは、日本のウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝(”マッサン”)を陰に日なたに支え続けた「リタ夫人」の名をいただき誕生しました。当店では開店以来、ニッカ関係者の方々が度々訪れ、カウンターで、リタ夫人の思い出や、夫妻にまつわる様々なエピソードを語られていきます。
「社長を教育したのは奥様です。竹鶴さんがあるのは、リタさんのお蔭です」
生前のお二人を知る方々が口を揃えておっしゃるのは、リタ夫人の深い愛についてです。
ニッカのウイスキーはこれまで、世界のウイスキー品評会で数々の賞を受賞しています。2001年には、世界的に権威のあるウイスキー専門誌「ウイスキーマガジン」の鑑定イベントBest of The Bestで、「シングルカスク余市10年」が世界最高得点を獲得。2002年にはスコットランドのエジンバラにある「ザ・スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティ(SMWS)」が、余市蒸溜所を日本の蒸溜所として初めて認定しています。
また、ニッカウヰスキー創立80周年、竹鶴政孝生誕120周年を迎える2014年は、「ニッカ竹鶴17年」がウイスキーの世界的コンテスト「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)」において、「ワールド・ベスト・ブレンデッド・モルトウイスキー」を受賞。竹鶴ブランドとしては6度目、ニッカウヰスキーとしては8度目の世界最高賞受賞となりました。
ウイスキーづくりに生涯を捧げた日本のウイスキーの父・竹鶴政孝(”マッサン”)。彼は一切手抜きをしない伝統的製法で、常に本物のウイスキーづくりを目指しました。
「ひとりでも多くの人に本物のウイスキーを飲んでもらいたい」。この竹鶴(”マッサン”)の精神は、いまだ脈々とニッカウイスキーに受け継がれています。
ジャパニーズウイスキー経験者にはその良さを再発見してもらい、未経験者には気軽に入門できる場を提供したい…。そんな思いから、地元小樽の老舗バーと余市蒸溜所がコラボレートして、このニッカバー リタは生まれました。余市蒸溜所限定の「シングルカスク原酒」や、地場産の食材を使ったメニューを取り揃え、観光と小樽市民の出会いの場である「小樽出抜小路」でお待ちしています。